新NISA

新NISAのメリット・デメリットを徹底解説!初心者でもわかる資産運用のポイント

新NISAは2024年からスタートし、多くの投資家にとって魅力的な制度ですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。今回は、新NISAの良い点・注意すべき点をわかりやすく解説します!

1.新NISAのメリット

①運用益・配当金が非課税!資産を効率よく増やせる

通常、株や投資信託で得た利益には、約20.315%の税金がかかります。
例えば、100万円の投資が10年後に200万円になった場合、通常なら20万円の税金を払うことになりますが、
新NISAなら丸ごと受け取れます!

✅非課税のメリットを活かせる人

  • 配当金や分配金を受け取りながら資産形成したい人
  • 長期運用でコツコツ増やしたい人

②最大1,800万円の非課税枠!売却すれば枠が復活

新NISAでは、つみたて投資枠(年120万円)と成長投資枠(年240万円)の合計360万円/年を運用できます。
さらに、売却した分の投資枠は、翌年以降に復活する為、戦略的に資産を増やせます。

こんな使い方ができる!

長期保有しながら成長投資枠で個別株を売買

必要な時に一部売却し、翌年に新たに投資

③いつでも売却OK!途中引き出しも可能

つみたてNISAと異なり、新NISAはいつでも売却可能です。

「急な出費がある」「投資先を変更したい」といった場合でも、流動性が高く使いやすいのが特徴です。

2.新NISAのデメリット

①損益通算ができない!損失が出たら節税メリットなし

新NISA口座内で損失が出ても、他の口座の利益と相殺できません
例えば、特定口座で+50万円、新NISA口座で-30万円だった場合、
特定口座では、50万円に対して課税されてしまいます。

✔対策ポイント

  • リスク分散を意識して投資する
  • 個別株よりインデックス投資をメインにする

②投資できる商品が限られる

成長投資枠では、国内外の個別株やETF(上場投資信託)に投資できますが、
つみたて投資枠では、金融庁が選定した長期運用向きの投資信託に限定されています。
短期売買やハイリスクな投資をしたい人には、少し物足りないかもしれません。

③短期投資にはむかない

売却後に枠が復活するとはいえ、制度の本質は「長期運用向け」です。
奥に、つみたて投資枠の投資信託は長期運用前提なので、
短期間で利益を狙う人には向きません。

3.どんな人に向いている?

向いている人

  • 長期運用で資産を増やしたい人
  • 非課税メリットを活かしたい人
  • こまめな売買をしない人

向いていない人

  • 短期間で大きな利益を狙いたい人
  • ハイリスクな個別株や信用取引をしたい人

4.まとめ

新NISAは、長期投資をサポートする非課税制度であり、
資産形成において強力な武器になります。

ただし、短期投資には向かず、損益通算ができない点には注意が必要です!
長期運用を考えている人は、ぜひ新NISAを活用して効率よく資産を増やしましょう!

-新NISA